セン・パラール値下げ 競合社の市場参入で実現
ETCのブラジル版が、値下げだそうです。ブラジルで「値下げ」なんて珍しいですね!^^; これまで独占市場だったとのことで、まぁ健全になって良いんじゃないですかね。
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■セン・パラール値下げ 競合社の市場参入で実現
ジェラルド・アルキミン聖州知事(PSDB)は28日、高速道路の通行料金自動精算システム(セン・パラール)の初期加入料を廃止し、さらに月額のシステム利用料金も値下げすると発表した。29日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。
この改正料金は、6月15日以降に適用される。これまで66.72レアルだった新規加入料が無料になるほか、使用中の機器を別の自動車に付け替える場合も無料交換が可能になる。さらに1カ月の利用料金も11.80~15.76レアルだったものが8.0レアルに値下げされることになった。
このほか、連休や長期休暇などにしか高速道路を利用しないドライバーのための料金前払い方式(プレ・パーゴ)も導入された。自動料金収受機の設置料金として40レアルを支払うこととなるが、サービス利用中止の場合は同料金も返金される。25~150レアルのチャージを行うことが可能となり、チャージ金額によって別途4~15レアルの手数料が必要となる。
セン・パラールの運用開始から11年間にわたり、同業界はSTP社1社による独占状態が続いていた。しかし、他州で同種の業務を営むDBTrans社が参入したため今回の料金改正の運びとなった。
アルキミン州知事は最終目標として、走行距離に応じて通行料金を徴収する新システムへの移行を13年から促進することを掲げた。同システムは既に、カンピーナス市で試験運用されている。
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