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ブラジル経済てこ入れ急ぐ 1~3月期GDP、前期比0.2%増

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GDP前期比0.2%増とは、本当に「微増」ですね。。。まぁ諸々の状況はあってしょうがないとも思うので、今後の改善に期待したいところです。

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■ブラジル経済てこ入れ急ぐ 1~3月期GDP、前期比0.2%増

 【サンパウロ=宮本英威】ブラジル地理統計院が1日発表した2012年1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前期比(季節調整値)0.2%増と、市場の予想を大きく下回った。経済の減速感が強まる中、ブラジル政府は輸入品への工業品税(IPI)上乗せなどの措置を講じ、国内産業を下支えして景気てこ入れを急ぐ。

 前年同期比のGDPは0.8%増。事前に市場が予測した「前期比0.5%増、前年同期比1.3%増」を大幅に下回った。1~3月期の実質GDPは年率換算で0.8%程度の増加となる。

 消費は堅調だったものの、農業が干ばつの影響で大豆の生産などが落ち込み不振。製造業も前年同期比で2.6%減となり、輸入品との競合に苦戦している姿が浮き彫りになった。

 マンテガ財務相は1日、「世界経済減速の影響を受けている。4~6月期以降は景気刺激策の効果が見込めるものの、12年通年のGDP伸び率で前年比4%を達成するのは難しい」と語った。

 こうした状況で、ブラジル政府は保護主義的な傾向を強めつつある。輸入品への増税は、国内製品が価格競争で不利になるのを避ける意図がある。5月31日には輸入品の二輪車や電子レンジ、冷房機器にIPIを上乗せすると発表した。9月1日から実施する予定で税率はいずれも35%。従来の水準より10~20%引き上げる。

 すでに輸入車はIPIを上乗せし一律30%としている。だが自動車販売台数に占める輸入車の割合は11年に前年比5.1ポイント増の24.9%となっており、政府は一段の上昇を懸念する。

 内需は比較的良好だが、新たな刺激策を導入し成長けん引を期待する。5月21日には約3カ月間の期限付きながら、総額27億レアル(約1100億円)規模の減税策を発表した。消費者ローンにかかる金融取引税(IOF)の引き下げ、自動車の購入価格を約1割下げる減税措置なども講じた。

 ただブラジル政府の刺激策には批判もくすぶる。複雑な税制や企業負担の重い人件費などの抜本的な改革への着手が進まないためだ。

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス担当アナリストのマウロ・レオス氏は「低い生産性や競争力低下という課題に取り組んでいない」と分析。ブラジルの景気刺激策が同国の格付け(現在はトリプルBに相当する「Baa2」)にプラスとならないとの見方を示す。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM01066_R00C12A6FF2000/