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中南米進出に頭抱える韓流ドラマ 「字幕は不便、吹き替えにして」

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なるほど、ブラジル人は吹き替え版を求めているものの、コストに見合わず未だに韓流ドラマを放映出来ていない、と。韓国の世界戦略も、思わぬところで苦戦ですね。。。

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■中南米進出に頭抱える韓流ドラマ 「字幕は不便、吹き替えにして」

「『私の名前はキム・サムスン』『宮廷女官チャングムの誓い』…あ、どんなドラマかは知っているけど、ちゃんと見たことはない。字幕入りのドラマは見にくいから。実は中南米の人たちはスペイン語の字幕を入れてもあまり見ない。吹き替えでなければ見ないでしょ」

 今月初め、南米コロンビアの首都ボゴタで会った大学生アンドレア・ベラ・ディエゴスさん(23)はこう話した。かなり流ちょうな英語を話していたが「英語やスペイン語の字幕が入っている番組にはあまり慣れていない。歌だったらそのまま聞くけれど、テレビ番組は別。韓国ドラマや映画が人気を得るには、まず吹き替えにしなければ」と語った。

 中南米は最近のK-POPブームにより、韓流コンテンツの新市場としてクローズアップされている。しかし、放送関係者らは「実は中南米は韓流コンテンツ普及が最も難しい地域でもある」と話す。その最大の原因が「吹き替え」なのだ。ラテンアメリカ地域の非識字率は平均約20%。テレビ普及率は全世帯の80%を超えたが、現地の人々は今も字幕を読むのに苦労している。文字が読める人でも、長年のテレビ視聴習慣はそう簡単には変えられない。コロンビアなどで韓流コンテンツの企画・輸出をサポートしているJMプロダクションのイム・ジンミョン代表は「こちらの人々は文字が読めても読めなくても、字幕を入れるより母国語吹き替えで放送される番組を好む」と話す。

 こうした状況からすれば、中南米に向けて韓流コンテンツを輸出するには、まず吹き替えが必要となるが、制作サイドからするとコスト面で頭が痛いのも事実だ。1時間のスペイン語吹き替えに掛かる費用は1200-1500ドル(約9万5000-12万円)。ポルトガル語なら3000ドル(約24万円)に上る。制作会社は「この費用まで当方が負担することになれば、輸出しても手元に何も残らない。だからそう簡単に吹き替えにすることもできない」と説明する。字幕を入れるのに掛かる費用は1時間当たり600-700ドル(約4万8000-5万6000円)で、吹き替え制作費の半分-3分の1程度だ。つまり、制作費削減のため字幕だけを入れた番組は現地ではあまり買い付けられず、吹き替えにして売っても元が取れないということだ。

 このため、南米で、スペイン語・ポルトガル語の吹き替えで放送された韓国ドラマはまだ1本もない。ある制作会社の代表は「政府に支援を要請したが、予算に余裕がないようだ」と話す。韓国コンテンツ振興院は「これまでは英語・日本語などを中心に吹き替え費用を支援してきたが、今後はスペイン語・ポルトガル語などのコンテンツにも支援費を別に策定するよう検討している」と語った。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/03/2012060300103.html