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ペトロブラス、探鉱エリア「新規」にシフト メキシコを教訓、将来へ投資

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油田の新規開拓を開始、ですか。投資はかさみそうですが、でも長期的には良さそうですね。また膨大な油田が発見されたら、それはそれでスゴい事ですしね^^

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■ペトロブラス、探鉱エリア「新規」にシフト メキシコを教訓、将来へ投資

 ブラジル石油公社(ペトロブラス)は探鉱の対象エリアの軸足を、過去に大規模油田を発見したブラジル沖合のプレソルト(岩塩層下)鉱床以外に移す方針だ。既存の大型油田に依存して新規油田探査への投資を怠った結果、原油生産量の落ち込みにあえぐメキシコの二の舞いを演じるのを避けるため。

 ペトロブラスは1976年以来、超深海のプレソルトで米州最大規模の油田を相次いで発見してきたが、この8年間は生産量が目標に届かなかった。6月14日に公表した事業計画では、2020年までの生産目標を従来の日量640万バレルから570万バレルに引き下げた。

 こうしたなか、同社は数年後に新規油田の稼働を開始できるよう、探鉱予算のおよそ69%をプレソルト以外のエリア向けに割り当てる予定だ。同社で探鉱・生産担当の責任者を務めるジョゼ・フォルミグリ氏は6月25日にリオデジャネイロで開かれた会議で、アナリストらを前に「プレソルトの潜在力は大きいがブラジル沿岸に新しい展望を切り開く必要があると考えている。これはわれわれに期待されていることでもある」と語った。

 ペトロブラスが「他山の石」にしているのがメキシコの例だ。同国の原油生産量は国内最大のカンタレル油田に牽引(けんいん)されて2004年に過去最大の日量340万バレルに達したが、新規油田への投資が遅れたためその後は下落。同油田の生産量が06年以降で74%も落ち込むなか、メキシコはようやくメキシコ湾の深海の探鉱に着手したばかりだ。

 ブラジルの場合、ペトロブラスが1977年に操業を始めたカンポス海盆からの生産量が全体のおよそ80%を占めているが、同海盆のロンカドル油田の生産量は今年4月までの1年間で8%減った。また、ブラジル最大のプレソルト油田「ルラ」があるサントス海盆からの生産量が国内生産量に占める割合は4月時点で6%にとどまる。エネルギー調査・コンサルティング会社ウッドマッケンジーで中南米の石油開発分野の責任者を務めるアイヴァン・シマ氏は、ペトロブラス規模の企業は将来の成長をこれら2つの海盆に頼りきるわけにはいかないと指摘する。

 ペトロブラスが狙うのは、英資源大手タローオイルが南米の仏領ギアナや西アフリカのガーナの沖合で発見したような油田だ。これらのエリアの海底地形はブラジル東北沖の海盆に類似しており、フォルミグリ氏によると、今年初めに悪天候のため中断していた仏領ギニアとの国境に近いフォス・ド・アマゾナス海盆における同社初の坑井での掘削を再開する計画という。(ブルームバーグ Peter Millard、Rodrigo Orihuela)

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120702/bsk1207020502001-n1.htm