中国ブラジル合弁 ビジネス機を生産
エンブラエルと中航工業が合弁でビジネスジェット機だそうです。先日、ホンダのビジネスジェット機の話もありましたが、このタッグも気になるところですね…中国×ブラジルの組み合わせ、なんだか嫉妬してしまいますし。。。
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■中国ブラジル合弁 ビジネス機を生産
ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルと中国航空工業集団(中航工業)は6月、ブラジルのリオデジャネイロで提携協議に調印した。今後、両社の合弁会社、哈爾浜(ハルピン)・エンブラエル飛機工業がビジネスジェット機「レガシー600/650」の組立工場を建設し、2013年末に中国初のビジネスジェット機組立ラインを稼働させる計画だ。
調印式には「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)に参加するため、ブラジルを訪問していた温家宝首相も、ブラジル首脳とともに立ち会った。
中航工業の譚瑞松総経理は「両国政府と航空業界が手を携えて努力してきた成果が実を結んだ。共存共栄のグローバル戦略提携だ」と強調している。
これに対してエンブラエルのフレデリコ・クラド最高経営責任者(CEO)は、今回の提携は両国関係の発展過程における大きな節目となり、「(発展途上国間で協力し合う)『南南協力』の新たなモデル事業となる」と満足そうに話す。
哈爾浜・エンブラエルは02年12月、エンブラエルとして国外では初めてとなる小型旅客機「ERJ145」の生産を開始した。以来、中国市場に同シリーズ41機を納入し、航空サービス産業の一端を担う存在に成長している。
エンブラエルは北京にサービス拠点を構えた00年以降、中国市場で154機の航空機受注に成功した。
120席クラス以下の民間航空機市場では78%のシェアを誇り、発展を続ける中国ビジネスジェット市場でも11年に18機を受注している。(中国新聞社)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120704/mcb1207040503013-n1.htm