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ブラジル、世界第3位の巨大水力発電ダム建設に先住民反発

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アマゾンのダム建設、まだまだもめているようですね…まぁ原住民とのやりとりとなると、求める世界観が結構違っていたりして、なかなか難しいところでしょうね。。。

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■ブラジル、世界第3位の巨大水力発電ダム建設に先住民反発

 ブラジルでは現在、北東部パラー州アルタミラ市付近のアマゾン川水系シングー川に推定投資額約110億ドル(約8800億円)をかけダムを建設し、総発電量1100万キロワットのベロモンテ水力発電所ダムを建設しようとしている。

 同発電所は、中国の三峡ダム、ブラジルとパラグアイ共同出資によるイタイプ水力発電所に次ぐ規模となる予定でmブラジル政府は15年前半からの一部運用開始、19年の全体完成を目指す。ただ、現地住民の反対も根強い。

 同発電所は人口2600万人規模の大都市圏電力を賄うことが可能。計画では最高30%がパラー州に、残りの電力は需要に応じて他州に供給する。事業実施業者は大手ゼネコンのケイロス・ガルバォン、発送電を行う北部電力公社(エレトロノルテ)などが参加するコンソーシアム、ノルテ・エネルジーアが行なう。資源開発ヴァーレも事業に参加しており、政府によると雇用人数は直接1万8000人、間接2万3000人になるという。

 ただ、この計画には世界的に批判もかなり多い。アマゾン熱帯雨林の水没は516平方キロに及び、インディオのカヤポー族を中心に先住民族ら1万6000人(4万人とも)が立ち退きを迫られている。1970年代から建設計画は進められたが、ダム建設による水没に怒りインディオが反発。計画は遅々として進まなかった。
 しかし近年の急激な経済成長からブラジルにおける、新発電所の設置が不可欠になると政府は強引にダム建設を推進。11年6月に環境・再生可能天然資源院(IBAMA)は設置許可を承認した。

 決定に対し、住民や自然境に対する影響が大きすぎるとして政府内から決定後も批判の声が続出。米州機構(OAS)は11年4月、ブラジル政府に建設中止の要請を提出した。もっともブラジル政府に建設を中止する様子はなく、現在もブラジル政府に対しインディオの抗議は続いているが、工事は着々と進み先すでに動植物への影響が報告され始めている。

 ブラジル政府とすれば経済成長のためには発電所が絶対に必要との認識があるのは間違いない。立地的に地震や津波が置きにくいため原発を建設するべきとの声があるにはあるが、ブラジル政府はベロモンテ水力発電所への固執を止めようとしない。政府内には「中止」との意思はないようだ。 

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