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遺伝子組み換え蚊でデング熱に対抗、ブラジルに「蚊」農場

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デング熱対策とのことではあるものの、遺伝子組み換えで致死遺伝子を持たせて、蚊を成虫になる前に死なせてしまう、というのは、う〜ん、どうなんでしょう。議論を呼びそうですね。。。

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■遺伝子組み換え蚊でデング熱に対抗、ブラジルに「蚊」農場

蚊が媒介する感染症のデング熱と戦うため、ブラジルの厚生当局が蚊を利用した対策プロジェクトを進めている。このほど北東部バヒア州に大規模なモスキート農場をオープンさせた。

農場では、デングウイルスに対抗するため遺伝子を組み換えて致死遺伝子を持たせたオスの蚊を生産する。このオスを放ってメスの蚊と交配させると、生まれてきた子孫は致死遺伝子を受け継ぎ、成虫になる前に死ぬ。

プロジェクトはブラジル政府と害虫駆除のための昆虫遺伝子組み換え専門機関「モスカメド」が共同で展開。国内の数大学と英オクシテック社が開発した手法を利用して、デング熱を媒介する種類の蚊のオスが1週間当たり約400万匹できる。

世界保健機構(WHO)によれば、デング熱にかかると重い風邪のような症状が表れ、重症化すると合併症を起こして死に至ることもある。現時点でワクチンは存在せず、有効な予防策もない。

ブラジルでは今年だけで43万1194人の感染が確認され、政府はこれまでにも数々の対策を試みてきた。厚生相は、今度こそデング熱をコントロールできるかもしれないと期待を示す。

モスカメドによれば、2月にプロジェクトがスタートして以来、これまでに遺伝子を組み替えたオス1000万匹あまりを放った。実験を行った2つの地域で今月見つかった蚊の幼虫は、95%強の確率で致死遺伝子を受け継ぎ、成虫になれない個体だったという。

ただし専門家などからは長期的な影響を懸念する声もある。オクシテック社は米フロリダ州キーウエストで同様のプロジェクトを計画していたが、これに対して環境保護団体が、「実験台」にされることを懸念する書簡を知事宛てに送った。

http://www.cnn.co.jp/world/30007332.html