来伯直後のイタリア人 強盗犯から発砲受けて死亡
駐在員がブラジルに着いた翌日に、強盗に打たれて死亡するという事件が起きてしまった模様です…くれぐれも日本人駐在員の皆様もお気をつけください。言葉がわからなくても、やられたと思ったら絶対に抵抗や逃走はしないこと。ご注意ください。
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■来伯直後のイタリア人 強盗犯から発砲受けて死亡
伯国で勤務するために20日に来伯したイタリア人銀行員のトマッソ・ロット氏(26)が21日午後6時半ごろ、強盗犯に拳銃で撃たれて死亡した。来伯後わずか24時間余りで起こった悲劇だった。23日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。
ロット氏は、自動車で聖市イタイン・ビビ区内の交差点に差し掛かったところでバイクに乗った2人組に襲われた。犯人らは車の窓ガラスを拳銃で叩き割り、貴重品を渡すよう要求したという。
犯人らの脅し文句の意味も分からないまま、ロット氏が自動車を降りて逃げようとした際に、銃撃を受けて腹部に命中した。強盗犯は何も盗まずに逃げ去ったという。
被害者はサンルイス病院で治療を受けたが、死亡が確認された。なお、同乗していたスペイン法務相の息子は無事だった。
現在も殺人犯罪・人身保護担当課(DHPP)の特別強盗捜査署と第15地区警察署(イタイン・ビビ)によって捜査が進められているが、犯人は逃走を続けている。
またロット氏の両親が23日午前にグアルーリョス国際空港に到着し、イタリア大使館の公用車で遺体を保管している病院に向かったという。
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