ブラジルニュース アペルトジマオン|ブラジル経済・ビジネス・文化・生活・サッカー・音楽・旅行等、ブラジルニュースを収集・発信

ブラジル保護主義でメキシコ自動車産業に暗雲

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加




一連のブラジルの保護主義の影響、今回のこのメキシコの件は、結構大きな事態になっていますね…ま、こういうことも含めてブラジルという国なんだとは思いますが、やれやれ、ですね…

—————————————————————————————————
■ブラジル保護主義でメキシコ自動車産業に暗雲

 メキシコは多くの国・地域と自由貿易協定を締結し、日系自動車メーカーも進出しているが、ここに来て暗雲が立ち込めている。発端はブラジルの保護主義。ブラジルは中南米でメキシコと並ぶ自動車産業大国で、メキシコにとってブラジルは重要な自動車輸出国でもある。そのブラジルでは、メキシコからの自動車の輸出超過が続き、通貨高も重なってブラジルの自動車産業の競争力低下が危惧されてきた。

 今年3月にメキシコはブラジルからの強い要望にこたえる形で、ブラジルへの自動車輸出額の制限を決定。11年実績では20億ドル超だったが、12年は12億5000万ドルに引き下げるとした。この影響を受けるのが、メキシコに現地生産工場を置く日系を含む自動車メーカーだ。メキシコ政府は対ブラジルの無関税輸出枠の割当を発表し、メキシコで高シェアを誇る日産自動車<7201.T>(11年の対ブラジル輸出台数4万7746台)の割当分は12年度で3億2898万ドル。

 全メーカー中最大額であり、割りを食ったように見えるが、ブラジルの輸出実績がない米クライスラーも2億5683万ドルも割り当てられている。一方、日産自以外で公開されている日系メーカーはホンダ<7267.T>のみ。これまでの輸出実績や生産実績よりも、今後の輸出計画などが優先されたようだが、新規参入予備枠が設けられる2013年度まで、メキシコからブラジルへの新たな自動車輸出は困難を極める。

 メキシコとブラジルの通商摩擦で、十分な輸出枠が確保できなければ、各自動車メーカーは戦略の変更を強いられる。すでに一部の自動車メーカーはメキシコの工場からブラジルへの輸出を凍結する可能性が指摘されている。しかし、日系メーカーではホンダ<7267.T>が14年春の稼働に向けた新工場の着工を始めたばかり。日産自動車<7201.T>も高シェアを誇るが、これら日系自動車メーカーの今後の動向に注目が集まる。 

http://www.emeye.jp/disp%2FMEX%2F2012%2F0728%2Fstockname_0728_057%2F0%2F1/