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ブラジル特需逃すな 日本企業、リオ五輪に向け戦い始まる

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多くの日系企業が最近ブラジル市場に積極的に投資してますよ、という話ですが、まぁなかなか一筋縄ではいかないのも事実ですよね。各社の事業が順調に進む事を願っております。

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■ブラジル特需逃すな 日本企業、リオ五輪に向け戦い始まる

 ロンドン五輪が終盤を迎える中、日本企業が4年後のリオデジャネイロ五輪をにらみ、ブラジルでの事業を活発化させている。2年後にはサッカーワールドカップ(W杯)開催もあるだけに、一大特需が期待されると判断した。輸入品にかかる関税以外に、同国では物品税や地方税など“ブラジルコスト”と呼ばれるさまざまな税金が課せられるため、各社はコスト削減を図ることができる現地生産を軸に、ビジネスの拡大に乗り出している。

 パナソニックは、ブラジルを新興国の重要市場と位置付け、現地生産を進めており、「ブラジルプロジェクトは当初計画を上回っている」(河井英明常務)と説明する。

 すでに同国北西部のマナウスにある映像機器や電子レンジの工場が稼働しているほか、月内にもサンパウロ近郊エストリマの工場で冷蔵庫の量産を開始。2013年5月には洗濯機も量産を始める。

 パナソニックはリオ五輪でも公式スポンサーになることが決定。サッカーのネイマール選手を現地向けブランドのキャラクターに起用しており、「知名度の向上を目指している」(広報担当者)という。

 ダイキン工業は、14年にサンパウロで業務用エアコンの工場を稼働予定。10年に1200億円だったブラジルの業務用エアコン市場は15年に2倍超になると予想され、同社は売り上げ規模を13年からの3年間で3倍以上の370億円に伸ばす。「現大統領の施策で経済が安定してきた。インフラ整備が進み、投資意欲も旺盛」(担当者)と話す。

 このほか、シャープは昨夏、サンパウロに販売会社を設立。空気清浄機や携帯電話を取り扱っており、販売動向をにらみながら今後も事業を拡大していく。

 電機業界だけでなく、自動車業界もブラジルに熱視線を送っている。トヨタ自動車はサンパウロに車両工場を設け、9月から新興国用小型車「エティオス」の生産を始める。15年後半にはエンジン工場も新設を計画している。

 ブラジルは世界4位の自動車市場に成長。トヨタのシェアは2.7%にとどまっているため、今後はハイブリッド車「プリウス」なども投入し、販売拡大につとめる。井上尚之専務役員は「必ず日本をしのぐ市場に成長する。ここに一石を投じないといけない」と力を込める。

 ブラジルは国内産業を保護する観点から、関税のほか、物品税や地方税などをかけ、輸入に付随するコストの負担が大きい。これらは「ブラジルコスト」と呼ばれるが、成長市場としての期待は大きく、現地生産によってコストを軽減させることでブラジル市場を攻める企業が目立ってきた。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120811/biz12081120380005-n1.htm