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重電・重機 ブラジルに統括拠点や新工場 インフラ投資拡大期待

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重たい領域のブラジル進出および投資拡大が積極的な状況のようですね。ま、この領域に限った話ではないのかもしれませんが、良い流れですね^^

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■重電・重機 ブラジルに統括拠点や新工場 インフラ投資拡大期待

 重電・重機械メーカーのブラジル進出が相次いでいる。2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)と16年の夏季五輪の開催を控え、インフラ投資の拡大が見込めると判断しているためだ。各社とも現地統括拠点の設置や工場の新設などにより、需要の取り込みに向け懸命だ。

 日立製作所は、15年度までにブラジル市場に240億円を投資し、売上高を11年度の4倍に当たる1200億円に引き上げる計画を打ち出した。これまでのエアコン製造に加え、モノレールや高速鉄道、IT分野を中心に事業を強化する方針。中西宏明社長は「社会インフラに対するニーズは非常に強く、大きなチャンスがある」と意気込む。

 東芝もブラジルなど南米事業の売上高を15年に10年比約8倍の2000億円に高める方針を打ち出す。昨年4月にはブラジルでの変圧器と開閉装置事業を統合し、社会インフラ事業の営業体制強化の布石を打った。

 組織面から市場開拓を狙うのが三菱重工業だ。9月1日付で南米の地域経営の方向付けを行う総代表を配置。各国政府や顧客とのパイプ強化のほか、地域戦略の立案を手がけ、発電や製鉄プラント向けの売り込みを強化する考えだ。

 造船事業でブラジルへの攻勢を強めるのが川崎重工業とIHI。

 川崎重工は今年5月、約30億円を投じて同国造船ベンチャーに30%を出資。造船技術を供与し、付加価値が高い石油などの掘削船受注を狙う。IHIも造船子会社を通じてブラジルの大手に石油タンカーの建造技術を支援する契約を結んだ。30人の技術者を派遣し、技術を教える代わりに対価を得る。

 住友重機械工業は、現地の需要取り込みに向け、昨年11月に約60億円を投じて、サンパウロに電車や船舶などに使われる減速機の工場を新設した。月産200台を生産し、15年には50億円の販売を目指す。

 ブラジル政府は経済成長プログラムで、エネルギー分野や道路、鉄道などの輸送分野などに11年から14年までに5000億ドル(約39兆2800億円)の投資を計画しており、各社ともこの巨額インフラ投資を取り込みたい考えだ。(今井裕治)

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120824/bsc1208240500000-n1.htm