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減塩の新政策を公表 生活習慣病の予防対策 調味料やシリアル食品も対象

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減塩の「政策」って、またスゴい話ですね。まぁ確かにあらゆるものの味付けが濃いのは事実ですが、政策として取り組むんですね。しかし、具体的にどうやって減らすんでしょうか?

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■減塩の新政策を公表 生活習慣病の予防対策 調味料やシリアル食品も対象

 厚生省とブラジル食品工業会(Abia)は、生活習慣病の予防のため伯国内で製造されている食品のナトリウム含有量を減少させる方針を取ってきた。これまでに同政策の第1、第2段階が実施されてきたが28日に第3段階が公表された。29日付エスタード紙が報じた。

同政策は来年から施行され、2020年までにナトリウム消費量を最低8800トン低減させることが目標として掲げられている。

第1、第2段階で既にインスタント麺類、食パン、フライドポテト、ビスケット類が対象となっていたが、新基準では調味料、スープ類、マーガリン、シリアル食品(トウモロコシ、米、小麦などを加熱調理したもので、牛乳などをかけて食べる食品)も含まれることになった。

塩分の過剰摂取は腎臓病、心臓病、高血圧、動脈硬化などを引き起こしやすいとされているため、余分な塩分を削減する機運は世界的に広がっている。世界保健機構(WHO)では1日のナトリウム摂取量を5グラム(小さじ1杯分)と規定しているが、伯国人は1日当たり12グラムを摂取している。

アレシャンドレ・パディーリャ厚生相は「特に外食における健康管理を考慮した。調味料やソース類などは、大抵のレストランでふんだんに使用されている」と説明した。

第3段階で塩分含有量の削減が指定された食品は13品目に上っている。この取り決めが厚生省とAbiaによって合意された昨年4月時点では16品目だったが、乳製品、ハム類、加工食品については削減量の具体的な数字が決まっていなかったため、今後検討される見通し。なお、厚生省は実施が遅れたことについて、食品工場が新しい技術を導入した際に問題が生じたためだとしている。

サンパウロ国立総合大学(Unifesp)のアニタ・サシス教授は「各食品のナトリウム含有量は理想的とされる数値を上回っているが、ナトリウムを減らすと味が変わってしまうため調整が難しい」と指摘する。

シリアル食品の場合、15年までに100グラム当たりのナトリウム含有量を418ミリグラムに抑えることが定められているが、理想量はシリアル150グラム当たり411ミリグラムとなっている。マーガリンも同様で、100グラム当たりのナトリウム含有量は750ミリグラムと規定されているが、理想的には150グラムにつき750ミリグラムだという。

伯国内で製造されている食品は他国に比べてナトリウム含有量が多い。インスタント麺類の場合、伯国製品では100グラム中2000~4000ミリグラムだが、カナダ製品はわずか926ミリグラムと大きな差が生まれている。

◆塩分相当量
食品の成分表示にはナトリウム含有量または塩分相当量が記載されているが、両者は混同しやすいので注意が必要。換算式は次の通り。食塩相当量(グラム)=ナトリウム含有量(ミリグラム)×2・54÷1000

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