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ブラジル、100品目で関税引き上げ 最大25%に

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更なる国内産業の保護、輸入製品に対する関税の引き上げだそうです。25%の引き上げって、これまた大きい規模で来ましたね…基本的に領域を問わず、輸入はリスクが高すぎてダメですね。。。

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■ブラジル、100品目で関税引き上げ 最大25%に

 【サンパウロ=宮本英威】ブラジル政府は4日、輸入品にかかる関税を最大25%に引き上げる方針を示した。鉄鋼製品、医薬品など約100品目が対象となる。割安な輸入品の流入で苦戦する国内製造業を下支えする狙いだ。保護主義的な政策の強化で、貿易取引相手国の反発を招きそうだ。

 石油化学製品、タイヤ、ガラスなども対象となる。現在の関税率は10%台が中心で、大半が25%になる見込み。関税連盟のメルコスル(南米南部共同市場)での協議を経て、9月末までに導入する見通しだ。

 マンテガ財務相は「世界経済が縮小するなか、数少ない成長市場であるブラジルに輸出業者が押し寄せている。国内産業は損害を受けている」と指摘した。

 ブラジルは昨年9月に、輸入自動車を対象に工場出荷額や輸入価格に課される工業品税(IPI)を一律で30%上乗せすることを決めた。今年5月には二輪車や電子レンジ、冷房機器を対象に、IPIの税率を35%にすると発表しており、今回の措置で保護主義的な政策を一段と強化する。

 輸入品への税率引き上げは、価格上昇を通じてインフレ懸念を高める可能性がある。代表的な消費者物価指数のIPCAは7月に前年同月比で5.20%の上昇だった。中銀目標の上限(6.5%)よりは低い水準にとどまるが、生鮮野菜の上昇で警戒感は強まっている。

 政府は自動車や家電の購入にかかる税率を下げ、消費を刺激しようとしている。ただ、インフレ圧力の高まりで金融緩和の余地が狭まれば、景気回復の遅れにつながる可能性もある。

 今回の関税引き上げが短期的には国内産業の保護につながっても、長期的にはブラジル産業の生産性低下につながりかねない。

 8月31日に発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)は、前年同期比で0.5%増にとどまった。2012年通年の成長率は「1.3%にとどまる」(グラドゥアル証券チーフエコノミストのアンドレ・ペルフェイト氏)との見方もある。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0504S_V00C12A9FF1000/