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聖市マンションで激震 住民らは緊急避難 支柱への過剰負荷が原因か

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ブラジルは天災が極めて少ない国で、地震もないです。でも、こういった「人災」による「振動」はあるんですねー、そしてどちらかというとこっちの方が怖いような気も…^^;

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■聖市マンションで激震 住民らは緊急避難 支柱への過剰負荷が原因か

 聖市イタイン・ビビ区内のマンションで13日午前9時ごろ、ごう音に続いて大きな震動が発生したため住民全員が避難を強いられ、建物が封鎖されるなど混乱を招いた。14日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。

マンションの住民らによると、ごう音が聞こえた直後に大きな揺れを感じたほか、座っていたソファーが跳ねるように動いたり本棚から物が落下するなど、非常に強い震動があったという証言が寄せられている。

震動直後の午前9時10分には、聖州の民間防衛局(Defesa Civil)とピニェイロス区役所の職員らが現場に急行し、地下の駐車場で検査を行った。その結果、主要な支柱3本で損傷が確認されたため、倒壊の危険を懸念して建物内にいた住民約80人に避難勧告が出された。

このマンションは15階建ての商業・住宅複合施設で、1~2階部分に入居している商業施設の所有者はサンルイス病院となっている。また、住宅部分は29戸に仕切られており、住民100人が住んでいた。

住民らは、震動を起こした支柱の損傷について、サンルイス病院が1階部分で行っている工事の影響だと訴えている。この工事は、建物の1階にある中2階(mezanino)部分の改修工事だが、その真下にある地下の支柱3本に過剰な負荷を与えたために、損傷が生じたと推測されている。

サンルイス病院では、過剰負荷の対策として支柱を強化する方針を取っていたが、改修工事を開始した数日後の8月11日に震動が発生していた可能性を踏まえて調査が進められている。その際も現場に駆け付けた民間防衛局が避難命令を出したが、危険には至らなかったため取り消されている。なお、マンションの地下駐車場の閉鎖が決定したことを受け、同病院は外部の駐車場を住民に提供した。

ピニェイロス区役所は、50年前に建設された建物が劣化したために支柱が損傷したと分析しており、改修工事と震動との関連性を訴えている住民側の主張を否定した。

一方、避難を余儀なくされた住民らは、親戚の自宅に身を寄せたりホテルに泊まるなどといった自己負担による解決に不満を示し、サンルイス病院に対して補償を求めた。中には、病院側にホテルを手配してもらうまで路上で10時間も待ち続けた住民もいたという。

同マンションは、緊急工事のため8~10日間にわたり閉鎖される見通し。

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/10525/cat/1