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ペトロブラス、メキシコ湾岸の資産売却へ


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ペトロブラスが沖縄に続いて、メキシコの資産も売却のようですね。着々と資産売却を進めてますね。ヴァーレも売却を進めているとのことで、買い手側からしたら買い時なのかも、ですね。

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■ペトロブラス、メキシコ湾岸の資産売却へ

 ブラジル国営石油会社ペトロブラスはメキシコ湾岸の保有資産のうち最高60億ドル分を売却する準備を進めている。

■商品市況低迷で投資引き揚げ

 グラサス・フォステル最高経営責任者(CEO)は買い手候補を3社ほどに絞って交渉していると明かした。同社は世界的な商品市況の低迷を受けて投資引き揚げを進めており、米国や日本の製油事業を含む145億ドルの資産売却の一環としてメキシコ湾の油田鉱区売却を来年早々にも完了する予定だ。

 フォステルCEOは1月の就任以来大幅なコスト削減を唱えており、「(売却のための)取引は完了目前だ」と話す。

 同CEOはメキシコ湾における自社の探鉱資産を約80億ドルと評価しており、そのうち40億~60億ドル分の権益を売却する。油田鉱区の一部については権益の過半を処分することも検討している。

 折しも、ブラジル資源大手のヴァーレも商品価格の下落による利ざや減少で、コロンビアの石炭資産や海底油田・ガス田を含む10億ドル超の非中核資産売却を進めている。

 両社とも経営トップの入れ替えを機に投資に慎重になっているが、これはブラジルの急成長の背景にある資源価格の上昇に終止符が打たれたことを示す。

■調達資金はブラジルの海底油田開発に

 ペトロブラスにとり計画中の資産売却は、数十年にわたり積極推進した米国海域への進出が終わりに近づいていることも意味する。

 フォステルCEOはメキシコ湾岸資産の買収に名乗りを上げる企業名を明らかにしていないものの、現地メディアは英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルや米エクソンモービル、米シェブロン、英BPが関心を寄せていると報じている。

 売却により調達する資金は、今後4年間の投資予算2365億ドルの大半を費やすとみられるブラジル国内の海底油田開発に充てる計画だ。余剰資金は同社に対する財務面での懸念も和らげる。ペトロブラスは8月に発表した4~6月期決算で13年ぶりの純損失を計上しており、時価総額はこの2年間で600億レアル以上減少した。

 またドルが対レアルで7.2%上昇し、ドル建ての借入金が膨らんだ結果、純負債額は今年上半期に20%増の約659億ドルとなっている。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV03001_T01C12A0000000/