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ブラジル鉱工業生産から読み解く景気回復シナリオ、「消費の持ち直し生産に波及」


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景気に底打ちの兆し、だそうです。雇用の回復も期待されるとのことで、なんだかどこまで信用していいのかは分かりませんが、順調に回復するといいですね。

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■ブラジル鉱工業生産から読み解く景気回復シナリオ、「消費の持ち直し生産に波及」

 ブラジルの景気に底打ちの兆しが見え始めた。ブラジル地理統計資料院(IBGE)が2日発表した8月鉱工業生産は前月比1.5%増と11年5月以来1年3カ月ぶりの高い増加率となった。みずほ証券リサーチ&コンサルティングのエコノミスト・折原豊水氏は、鉱工業生産が3カ月連続で増加したことについて、「消費の持ち直しが生産に波及しており、これにより今後雇用も回復していくことが期待できる」と話す。

 鉱工業生産は主要産業の自動車を中心に回復し、それ以外の分野も改善の傾向が表れ始めた。内訳を見ると、自動車が前月比3.3%増とけん引役となり、3カ月連続で増加。調査対象の27分野のうち20分野が増加を記録し、7月の12分野から一気に拡大。7月にマイナスだった電機や通信、コンピューターがプラスに転じるなど、景気回復の裾野が広がっている。

 ただ、外需はブラジルの主要な貿易相手先である中国の景気が減速していることから不透明で、内需頼みの展開が続きそうだ。8月鉱工業生産も改善基調は確認されたが、「目立って良くなったと言える内容ではない」(折原氏)。ブラジル中央銀行が9-10日に開催する金融政策決定会合については、小幅な利下げか金利据え置きかで市場の見方は分かれていると同氏は指摘する。

 市場では8月会合の声明文で中銀が大幅な追加利下げに慎重な見方を示したことから、来週の会合で利下げが打ち止めになるとの観測が高まっている。仮に中銀の連続利下げが終了しても、インフレが落ち着いていることから、すぐに金融引き締めモードに転じることは期待しにくい。

 来年1月には電力料金の大幅な値下げが行われ、一般家庭向けは平均16.2%、産業向けは最大28%引き下げられる。折原氏によると、引き下げでインフレ率が0.5%押し下げられる見通しという。「中銀は来年以降すぐに利上げがないとくぎを刺す意味でも、インフレが中期的に安定しているとのメッセージを送っている」(同氏)とされ、金利先高観が台頭するにはまだ時間がかかる可能性がある。

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