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学力伸び悩む公立校 さらに学力低下する学校も 文部省は授業時間拡大など着手


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う〜ん、教育の改善はなかなか思うように進んでいないようですね…確かに授業時間拡大というのは、シンプルでいながら効果もありそうで良いですが、もう少し他の手も検討頂きたいものです。

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■学力伸び悩む公立校 さらに学力低下する学校も 文部省は授業時間拡大など着手

文部省がこのほど、教育指標である基礎教育開発指数(Ideb)を集計したところ、2007年度に伯国内で最低ランクに格付けされた公立校のうち379校の学力は4年が経過した現在も向上しておらず、逆にそのうち283校ではさらに学力が低下していることが明らかになった。2日付フォーリャ紙が報じた。

フォーリャ紙は、07年当時に9年生(旧制度の8年生)の学力が最も低かった中学校2620校を対象に、現状分析を実施した。このうち、15%にあたる379校では昨年度も学力の向上が確認されなかったという。

また、11%に相当する283校では4年間でさらに学力が低下しており、その大半は州立校だということも分かった。
学力低下が特に顕著だったのはバイア州とアラゴアス州で、バイア州では対象106校中96校で、アラゴアス州では59校中57校で学力の低下が確認されている。

一方、最低ランクに評価されていた公立校のうち7%の学校では学力が全国平均値まで向上している。ミナス・ジェライス、セアラー、ペルナンブコ各州での学力向上が顕著で、ミナス・ジェライス州では対象47校のうち42校で学力レベルが向上した。

なお、Idebに基づく学力レベルの格付けは、まずポルトガル語と算数の試験を行い、基準点以上に達した生徒の割合から各学校の学力を評価する方法を用いている。

◆特別プログラム
サンパウロ総合大学(USP)教育学部のロムアルド・ポルテラ研究員は今回の調査結果について、「憂慮すべき事態だ」と警鐘を鳴らしている。このため文部省では、学力レベルに問題のある公立校に対して2種類の特別プログラムを実施している。一つは技術面と財政面の支援で、もう一つは終日授業にするための授業時間の延長に関する援助を行っている。

文部省の調査によると、授業時間を延長した学校ではポルトガル語と算数の学力が目に見えて向上したことも示されている。
伯国内の公立校の合計数は約12万5000校だが、今回のテストを実施した学校は昨年の1万5000校から3万2000校に増加した。しかし教育調査研究所(Insper)のコーディネーターでUSP教授でもあるナエルシオ・メネゼス・フィーリョ氏は、「各州の特別プログラムの効果が表れない学校は閉鎖すべきだ」と厳しい意見を述べた。同氏はさらに、教師と生徒を他校へ移す必要性についても主張している。

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/10791/cat/1