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初等教育教員の給与 伯国は世界最低レベル 人件費問題で昇給できない州も


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教師の給与が世界最低って、これまた不名誉な「世界一」の称号を得てしまいましたね…スイスの教員の1/10だとか…平均年俸がR$2.15万なので約80万円。確かにこれは低いですね。。。

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■初等教育教員の給与 伯国は世界最低レベル 人件費問題で昇給できない州も

伯国の初等教育(ensino fundamental)教員の給料は世界的にみても最も低い部類に分類されている。エコノミスト、国連の調査機関、世界銀行、経済協力開発機構(OECD)が実施した調査によると、初等教育教員の年棒は国民1人当たりの国内総生産(GDP)を下回っていることも分かった。4日付エスタード紙が報じた。

UBS銀行が実施した2011年度の調査によると、聖市の初等教育教員の平均年俸は1万600ドル(2万1476レアル)だった。この金額は、スイスのチューリッヒで勤務する教員の年俸10万4600ドル(21万1920レアル)の1割程度しかない。

世界各国の73都市を対象にした初等教育教員の年棒ランキングで、聖市の教員より低い給料を記録したのは、ナイロビ(ケニア)、リマ(ペルー)、マニラ(フィリピン)、カイロ(エジプト)をはじめとする17都市のみ。一方、欧米諸国や日本を含む先進国では、教員の年俸が聖市の5倍以上に達している。

国際労働機関(ILO)のガイ・ライダー事務局長は3日、教員の給料が低い国の政府にあてた書簡の中で、教員の就職希望者を増やすための政策を打ち出すよう呼び掛けた。ライダー事務局長は、低賃金によって優秀な人材が集まらなくなり、それに伴い教育レベルが低下すると警告している。また、各国の政府が教育を経済成長の主軸として重んじるべきだと強調した。

また、伯国内で比較しても、初等教育教員の年俸は他業種の平均値を下回っている。昨年の伯国民1人当たりのGDPは1万1600ドルだったが、教員の平均年俸より1000ドル高かった。

一方、先進国における初等教育教員の年俸は、各国の全業種の平均年俸より少なくとも17%上回っているが、これは各国で教員希望者を増やすために取られた政策の一つとして考えられている。

特に韓国では、教員の平均年俸は国内の平均年俸を121%も上回っているという。これについて世界経済フォーラムは、「教育事業への投資により韓国は農村社会から革新性を備えた国家に変容を遂げ、現在の経済成長をもたらした」と結論付けている。

◆昇給
伯政府は今年1月、国内全域の教員給与を1187レアルから1450レアルに22%引き上げることを決定した。
昇給率は伯政府により決定されるが、昇給による人件費は各州と市が負担するため、財政難により昇給を実施できない自治体も多い。現在、伯国内の15州で昇給が実施できない状態にあるという。

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/10800/cat/1