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殺人増加の海岸地域 軍警とPCCの報復合戦か 聖市近郊も一晩に9人死亡


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なんだかまた物騒な話になってきましたね…サントスで殺人事件、16人が死亡とのこと。他の市でも殺人事件が頻発している模様で、くれぐれも巻き込まれないよう注意ですね。

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■殺人増加の海岸地域 軍警とPCCの報復合戦か 聖市近郊も一晩に9人死亡

聖州南部海岸地域のサントス、グアルジャー、サンビセンテ、プライア・グランデ各市で3日から8日にかけて殺人事件が連続で発生し、軍警察官2人を含む合計16人が死亡した。一連の事件は、軍警察と犯罪組織「首都第1コマンド(PCC)」による報復の連鎖が大きく関連しているとみられる。また8日夜には聖州タボン・ダ・セーラ、エンブー・ダス・アルテス両市でも殺人事件や銃撃戦が多発し、一晩で死者9人、負傷者2人を出す惨事となった。9日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。

聖州南部の海岸地域では、まず3日午後にサンビセンテ市内で軍警官1人が射殺され、翌4日にはグアルジャー市内でバイクに乗った2人組が午前1時~午後9時の間に市民7人を連続で射殺する事件が起こった。

また聖州保安局では、PCCメンバーらが聖市から海岸地域に向かったという情報を入手していたが、さらなる犯罪の発生を阻止することはできなかった。7日未明には軍警察のフクハラ・マルセロ軍曹(45)が、妻の経営するレストラン前で射殺された。さらに同軍曹を助けようとした警備員も足を撃たれ、救急病院に搬送中に死亡した。

「ニンジャ」「ジャポネース」という呼び名で知られていたフクハラ軍曹は、サントス市内で9月2日に実施された麻薬組織掃討作戦に参加したが、この中で密売人の若者3人が死亡し、大麻(マリフアナ、マコーニャ)57キロ分が押収された。同軍曹の家族によると、最近は殺害の脅迫を受けていたという。

サントス市内では、この事件発生から5時間以内に市民5人が立て続けに銃殺された。犯人はいずれもバイクまたは自動車に乗った状態で発砲に及んだとされている。さらに7日午後11時30分にはプライア・グランデ市で1人が殺害され、6日間の被害者総数は16人になった。

治安悪化を懸念した聖州政府は、即座に軍警察のトビアス・デ・アギアル巡回機動隊(Rota)の派遣を決定した。ジェラルド・アルキミン聖州知事(PSDB)も、「事態収拾までは無期限で常駐させる」と犯罪撲滅に強い意欲を示している。

◆異常事態
聖州タボン・ダ・セーラ市でも8日、ガソリンスタンドで警備員のアルバイトをしていた非番の軍警察官が射殺された。この事件を皮切りに、30分後には同ガソリンスタンドから約2キロ地点のエンブー・ダス・アルテス市内でバイクパトロール部隊(Rocam)の警官が銃撃戦の末に男性2人を射殺。またガソリンスタンドから約800メートル離れた別の場所でも軍警察官の兄弟が殺害されたほか、被害者数は合計9人に上った。

軍警察によると、聖州では今年だけで63人の軍警察官が殺害されたという。また、一連の殺人事件では軍警察官とPCCメンバーだけでなく、罪のない一般市民も無差別に殺害されているため、警察では市民に警戒を呼び掛けている。

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