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Google Newsの「タダ乗り問題」再燃 – ブラジルでは新聞社が一斉ボイコット


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あちゃー、これは1人のユーザーとしても困ってしまうのですが…「約9割の新聞社がGoogle Newsに見出しを提供しなくなっている」とは、ちょっとデカい話ですよね。う〜む…

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■Google Newsの「タダ乗り問題」再燃 – ブラジルでは新聞社が一斉ボイコット

ブラジルの新聞社連合(Association of Newspapers in Brazil、ANJ)に加入する154社のニュースサイトが、Google Newsへの記事見出し提供をストップしたことが明らかになり、一部のブログなどで話題になっている。具体的な金銭的見返りなどを求めるパブリッシャーと、グーグルサイトからの大量の送客(ユーザー誘導)がすでに十分な対価であるとの見方をとるグーグルの軋轢はかなり前から存在するが、ここにブラジルのほか、フランスなどでもあらためて注目を集めているようだ。

この話題を伝えた米テキサス大学のナイト・ジャーナリズム・センター(Knight Center for Journalism in the Americas)によると、12日~16日にかけてブラジルのサンパウロで開かれたインターアメリカン・プレスアソシエーション(Inter American Press Association、IAPA)の総会では、この問題をめぐる活発な議論が行われていたという。

またANJプレジデントのカルロス・フェルナンド・リンドバーグ・ネト(Carlos Fernando Lindenberg Neto)氏という人物はナイトセンターに対し、「Google Newsから各社のニュースサイトにくる流入ユーザー数はそう多いとはいえず、対価を受け取らずに見出しを提供し続けるのはそろばん勘定にあわない」とコメント。さらに「新聞や雑誌が生み出す高品質なコンテンツが利用できることで、Google Newsは商業上の恩恵を享受しているにもかかわらず、そうしたコンテンツの作成に要する費用負担についてグーグルは協議しようとしない」と批判。そのため、「Google Newsに記事見出しを提供し続けることは、われわれのデジタル版読者増加に役立つとはいえない」とする結論をANJは出し、加入新聞社に対して昨年、Google Newsのボイコットを勧めはじめたという。この結果、ブラジルでは現在、約9割の新聞社がGoogle Newsに見出しを提供しなくなっているという。

IAPAでは、パブリッシャーのコンテンツに関わる権利保護を主張するドイツ人弁護士と、グーグル幹部が対立。グーグル幹部は新聞社らの批判について、「飲食客を運んできてくれたタクシーの運転手からお金を取ろうとするレストランのような馬鹿げたもの」と述べたという。

グーグルに対してコンテンツへの負担を求める動きはフランスでもみられる。現在法制化に向けた動きが進むフランスでは、文化相もパブリッシャー側の考えに理解を示しているとされるが、グーグル側ではこの法案が成立してしまうと自社の死活に関わるとして、同国内のニュース記事を検索対象から外すなどの対抗措置をちらつかせている。

http://wirelesswire.jp/Watching_World/201210221431.html