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【ブログ】ブラジル、自動車販売で世界3位に躍進か?―サンパウロ国際自動車ショーは大盛況


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サンパウロのモーターショーの入場料は、東京モーターショーの入場料の約2倍。でも入場者数は75万人超。さすがですね。そして、昨年世界4位になった自動車市場、今度は日本を抜いて世界3位になるかも、とのこと。楽しみです。

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■【ブログ】ブラジル、自動車販売で世界3位に躍進か?―サンパウロ国際自動車ショーは大盛況

 10月22日から11月4日まで、ブラジル・サンパウロで中南米最大のモーターショーが開催された。ブラジルの展示会として最大の集客力を誇り、アニェンビー国際展示場へ向かう道路は、連日大渋滞である。入場料が東京モーターショーの当日券1500円の約2倍(週末・祝日:約3200円)するにもかかわらず、入場者予想が75万人超と大盛況ぶりがうかがえる。

 ブラジルは昨年ドイツを抜いて、販売台数で世界第4位に躍進したが、今年1月から9月までのブラジルの新車登録台数が278万9300台であるのに対して、日本は270万6328台と9月段階でブラジルが上回っており、日本を抜いて第3位になる日も近そうだ。さらに、2002年と2011年の年間登録台数を比べてみると、ブラジルの急成長ぶりは明らかである(表1)。

ブラジルの自動車販売は急速に伸びている
表1:ブラジルの自動車販売は急速に伸びている
 
 ブラジルは世界第4位の自動車市場を持ちながら、実は国産メーカーを持たない珍しい国である。昨年の世界の自動車販売台数トップ10に入っている国で、自国メーカーを持っていないのはブラジルだけだ。大手調査機関であるIHS社の最近の調査によると、製造・販売にかかる自動車1台当りの税金がブラジルは約32%と圧倒的に高く、まさに「ブラジルコスト」と呼ばれるゆえんで、これを知って進出をためらう日本企業も多いが、最終利益率で比べると、アメリカ約3%、世界平均5%に対して、なんとブラジルは10%。世界第4位の市場がすべて外資メーカーに開放されていて、利益率が10%という外資天国と言ってよい市場である。

 そこで、しっかり儲けているのは、9月のシェアで見るとフィアット24.22%、フォルクスワーゲン21.89%、GM18.71%、フォード7.66%、ルノー6.88%である。これに気付いた現代自動車(および起亜自動車)の近年のメディアジャックをはじめとした大量の広告投入はケタ外れであるが、利益率を考えれば後発企業としては理にかなった戦略であり、ブランド力の向上と販売の増加という結果がちゃんと付いてきている。
 
 いずれ年間販売台数が800万台に達するとも言われるブラジルで、各社2-3%しかシェアを取れていない日本メーカーの今後の奮起を期待したいところだ。 

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