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聖州10都市で殺人事件 拡大する殺人事件の波 警官殺害で借金の帳消しも


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いやー、ここのところ、本当に治安が悪化していて、一向に収まる気配はなさそうですね…しかし「危険に直面しているのは今に限ったことではない」というコメント、まぁそうかもしれないですけど…^^; 「マスコミの報道が危険を煽っているだけで非常事態ではない」とのことではありますが、サンパウロにお住まいの方は普段以上にケアだけはしておいた方が良いかもしれませんね。

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■聖州10都市で殺人事件 拡大する殺人事件の波 警官殺害で借金の帳消しも

大サンパウロ都市圏で続発している殺人事件は収まる気配をみせず、聖州郊外まで広域に拡大している。14日から15日にかけて殺人事件が発生したのは10都市に及び、14人の死亡と車両8台の放火が確認されている。また、託児所や民間防衛局など公共施設を狙った無差別殺人事件も増加しており、市民の不安はピークに達している。16日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。

14日夜から15日未明にかけて発生した殺人事件は、聖市南部グラジャウー区、東部シダーデ・パトリアルカ区をはじめ、大サンパウロ都市圏のイタペビ市、ピラポラ・ド・ボン・ジェズス市、サンベルナルド・ド・カンポ市、サント・アンドレー市、カラピクイーバ市で起こった。

さらに聖州郊外でも、アララクアラ市、レメ市、イタチバ市、バルゼア・パウリスタ市で発砲事件や車両放火事件が確認されている。なお、先月にはサンカルロス市で7人、リベイロン・プレット市で12人が発砲される事件が発生しており、聖州郊外での殺人事件が急増している。

大サンパウロ都市圏の殺人事件の増加と犯罪組織「首都第1コマンド(PCC)」による警察官殺害の連鎖を受け、ジェラルド・アルキミン聖州知事(PSDB)は15日午前、保安体制の不備によるものではないことを強調。さらに「危険に直面しているのは今に限ったことではない。マスコミの報道が危険を煽っているだけで非常事態ではない。全伯では人口10万人当たり23件の殺人事件が発生しているが、聖州では同10件と、全伯レベルで考えると低い数字だ」と説明した。

アルキミン知事がコメントした同日午後には、パウリスタ大通りでPCCに殺害された軍警官の遺族ら約200人による追悼抗議デモが行われた。この背景には、今年初めから現在までに軍警官94人が殺害されていることや、今年6月にPCCから攻撃範囲拡大の予告があったにもかかわらず聖州政府や聖州保安局、連邦警察が有効な措置を取らなかったことなどが挙げられている。遺族らは約1時間、十字架を片手にサンパウロ美術館(MASP)からアラサー墓地までデモ行進を行った。

◆新たな手口
PCCは麻薬売買などで借金のある密売人や強盗犯らに対し、「警察官を殺せば借金を帳消しにしてやる」という条件を提示していたことが、逮捕された容疑者の証言によって明らかになった。主に軍警察官、市民警察官、刑務所の監視員などが標的にされているという。

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/11348/cat/1