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ゲイの家族会員登録 拒否したクラブの控訴棄却


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ゲイに関する裁判、結婚問題に限らず、こういった細々したところまで、問題になっているようですね。確かに、家族として認めるのか否か、意見は分かれるところかと思います。そして今回裁判所は、ゲイのパートナーであったとしても、同居していれば家族として認めるとのこと。難しい問題ではありますが、徐々にこうして法整備も進んでいくんでしょうね。

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■ゲイの家族会員登録 拒否したクラブの控訴棄却

聖市裁判所は11月29日、同居関係にあるゲイのパートナーを家族会員として登録することを拒否した「アトレチコ・パウリスターノ」クラブに対し、クラブ側の控訴を棄却して会員として正式登録するよう命じた。12月4日付エスタード紙が報じた。

2010年に同性パートナーの家族会員登録を断られた感染症医のリカルド・ペレイラ氏(48)は裁判に踏み切り、同じく医師のマリオ・ワルデ・フィーリョ氏(41)と04年から同居関係にあることを明かした上で、09年に同居関係を示した公的書類も提出済みだと訴えた。

アトレチコ・パウリスターノは聖市で創設100年の伝統を持つクラブで、1審で裁判所がペレイラ氏の主張を認めたことを受けて控訴していた。同クラブは、男女間のみの同居関係を認めていることと、伯国の刑法には従うが今回の事例はプライベートな問題であって聖州が干渉するべきではないと主張。さらに弁護側も、「クラブ規約の改定は会員らによる総会で行われるべきだ」と語っていた。

しかし、フォルテス・バルボザ判事はこれらの主張をすべて棄却し、「聖州は市民と直接的な関連がある権利だけではなく、基本的人権を保障する義務がある」と述べた。これは、いずれの市民組織であれ法律に従わなければならないことを示し、総会での決定事項が法律に反する可能性があるため、総会の開催は不要だと言い渡した。

またバルボザ判事は、伯国の法律では同性カップルによる同居関係が家族として定義されていることに言及。連邦最高裁判所(STF)が昨年、同性カップルの同居関係と異性カップルを差別することを禁止する判決を下したことを引き合いに出した。

ワルデ氏は判決を受け、「今後は自分たちのような被害者が生まれなくなれば」と安堵(あんど)した表情を浮かべた。なおクラブ側は、上級裁判所に再控訴することが認められている。

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/11522/cat/1