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クラブW杯チーム紹介(6):コリンチャンス(南米代表) 元浦和エメルソンらを擁するブラジルの名門


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いよいよ開幕しました、クラブワールドカップ。ブラジルからはコリンチャンスが日本に行っているわけですが、改めてコリンチャンスのクラブ紹介です。元浦和レッズのエメルソンも、無事に入国を許可されたようですし(笑)、試合が楽しみですね。コリンチャンスにとっての初戦は来週12日火曜日。相手はサンフィレッチェになる可能性もありそうなので、ますます楽しみですね。くれぐれも、トラブルや逮捕者が出ないことを願っております。。。^^;

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■クラブW杯チーム紹介(6):コリンチャンス(南米代表) 元浦和エメルソンらを擁するブラジルの名門

2012年クラブ・ワールドカップ(W杯)が6日から16日まで日本で開幕される。出場クラブの紹介、第6回の今回は南米代表として出場するブラジルのコリンチャンス。今年のリベルタドーレス杯でボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)を下してクラブW杯出場権を獲得した。大会準決勝では広島と対戦する可能性もある。

●歴史

1910年9月1日、スポーツクラブ・コリンチャンス・パウリスタは5人の若い労働者たちによってサンパウロ近郊のボン・レチーロで設立された。チーム名はこの年にブラジルに遠征したイングランドのコリンシアンFCに敬意を表して名付けられたものだ。「チモン(ポルトガル語で『偉大なチーム』)」ことコリンチャンスは20年代後半にアルフレード・シュリグ・スタジアム(通称パルキ・サン・ジョルジュ)をオープンさせたが、「小さな農場」と呼ばれたこのスタジアムは1万8千人しか収容することができなかったため、コリンチャンスの試合で使用されることはほとんどなかった。

設立から102年の中で、コリンチャンスは多くの歴史的な瞬間を経験してきた。1976年のブラジル全国選手権準決勝フルミネンセ戦を観戦するため、7万人以上のサポーターがリオデジャネイロのマラカナンへ押しかけたこともその一つだ。その翌年にはモルンビー・スタジアムでのポンチ・プレッタ戦に勝利を収め、22年ぶりのタイトルを獲得。82年と83年には「コリンチャンス・デモクラシー」運動を経験し、独裁政権による18年間の支配を経てコリンチャンスに自由の風が吹き始めた。

90年代にはブラジル全国選手権(90年、98年、99年)とブラジルカップ(95年)で4度の国内タイトルを獲得。新たな世紀を迎える頃には、ヴァスコ・ダ・ガマをPK戦で下してFIFA世界クラブ選手権の初代王者となった。だが07年には全国選手権の2部降格というチームの歴史上最悪の時期を過ごす。その翌年に1部へ復帰したコリンチャンスは、09年にはロナウドを擁し、再びビッグタイトルを獲得し始める。今年はクラブ史上初のリベルタドーレス杯制覇を成し遂げ、今回のクラブW杯で戦う権利を手に入れた。

●戦術&プレースタイル

チッチは現在コリンチャンスの監督としてのキャリアの中で最高の時期を過ごしており、強力な布陣で戦うことができている。クラブW杯では4-2-3-1のシステムで戦うことを意図しており、3人の攻撃的MFと1トップのゲレーロが攻撃を担う。

チッチのチームは試合中に複数の戦術パターンを用い、試合の状況や交代選手に応じてそれを変化させることが予想される。アタッカー陣による相手選手への強力なマークも注目に値する。

●スター選手:パウリーニョ

ブラジル代表にも選出され、コリンチャンスでは不動のスタメンを務めるパウリーニョは単なる守備的なMFではない。コリンチャンスに加入した時点では無名だったが、現在はチームの戦術上最も重要な選手となっている。チッチ監督が多くの試合で用いる4-2-3-1のシステムではこの背番号8が攻撃にも頻繁に絡むことができる。

コリンチャンスが成し遂げた2011年ブラジル全国選手権優勝とリベルタドーレス杯優勝において、彼の働きは非常に大きかった。パウリーニョと「番犬」ラルフはブラジル国内で最高の守備的MFコンビだと考えられる

●クラブの象徴:エメルソン

2011年にコリンチャンスに加入すると、エメルソンは3つの異なるクラブでブラジル全国選手権3連覇を果たした初めての選手となった。さらにボカ・ジュニオルスとのリベルタドーレス杯決勝第2戦で、チームの2得点の両方を記録したことで、エメルソンは「チモン」の歴史に確実に名を刻んだ。

エネルギーあふれるプレーでフィールドを駆け回り、常に相手に大変な対応を強いることになる。試合中に誰よりも良い動きをし、誰よりも相手を苛立たせるタイプの選手だ。

●注目の若手:ロマリーニョ

リベルタドーレス杯決勝第1戦でボカ・ジュニオルスとの試合を引き分けに持ち込む立役者となったロマリーニョは、すでにクラブのファンに愛される存在となっている。今年ブラガンチーノでサンパウロ州選手権を戦い、同選手権の最優秀新人に選出されたあとコリンチャンスに加入した。

チームメートの負傷の影響もあり、今年の後半には出場機会を得ることが多かった。だがクラブW杯本大会では、まずはベンチスタートとなりそうだ。

●こぼれ話

コリンチャンスは2000年に開催されたFIFA世界クラブ選手権の第1回大会でヴァスコ・ダ・ガマをPK戦の末下し優勝を飾った。

FIFAはコリンチャンスのサポーターが大挙して日本に押しかけると予想している。日本サッカー協会(JFA)は8500人以上のサポーターが日本への入国に必要なビザを取得したと発表したが、コリンチャンスの側は2万人以上が日本を訪れると主張している。

左サイドバックのファビオ・サントスとMFダニーロは2005年にもサンパウロでクラブW杯を制した経験がある。

●予想フォーメーション

チッチ監督はブラジル全国選手権の最後の数試合をチームの調整のために利用し、クラブW杯の初戦に起用されるであろうメンバーを準備した。攻撃陣だけは唯一まだ不確定な部分だ。ダニーロ、ドグラス、エメルソン、ゲレーロ、ジョルジ・エンリケ、マルティネス、ロマリーニョといった選手たちが、スタメンの残り4つの枠を争っている。どうやらここに挙げた最初の4人がその位置を勝ち取ることになりそうな様子だ。

ただし内側側副じん帯を痛めたゲレーロが出場できるかどうかは微妙であり、無理であればジョルジ・エンリケがその代役を務めると予想される。

http://www.goal.com/jp/news/3850/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%EF%BD%97%E6%9D%AF/2012/12/06/3582225/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96w%E6%9D%AF%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E7%B4%B9%E4%BB%8B%EF%BC%96%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%8D%97%E7%B1%B3%E4%BB%A3%E8%A1%A8