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警備員が拳銃で脅迫、流血のロッカー室…ブラジルに突きつけられた重い課題


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先日の南米杯の騒動の件、未だに事実解明&解決がなされておらず、うやむやな状態のままのような気はしますが、本件今後どう発展していくんでしょうかね。ブラジルサイドとしては、こっそりとこのまま話題が消えていってくれるのを待っているのかもしれませんが…イメージダウンとは言うものの、現状のママであれば、実際のところさほど大きな懸念には繋がっていないような気もしますし。

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■警備員が拳銃で脅迫、流血のロッカー室…ブラジルに突きつけられた重い課題

今月12日にブラジルのサンパウロで行われたコパ・スダメリカーナの決勝は異常な結末となった。0-2で負けていたアウェーチームのティグレ(アルゼンチン)の選手がハーフタイムが終わってもピッチに姿を現さず、審判が放棄試合を宣言してホームのサンパウロの優勝が決まった。

その裏には、衝撃の事態が隠されていた。

前半から両チームの選手が小競り合いを繰り広げる荒れた展開で迎えたハーフタイム。ロッカー室に引き揚げたティグレの選手たちを追いかけるように武装した競技場の警備員らが乱入。AFP通信や米FOXスポーツ(電子版)によると、ティグレの選手らは「警備員が入ってきて警棒で何度も殴打し、拳銃を胸に突きつけられた」と証言。アルゼンチンのテレビ局は血が飛び散ったと思われるロッカー室の壁や、顔面にあざをつくり、流血しているティグレのチームスタッフの姿を映し出した。

このため、ティグレの選手たちは安全が保たれないとして後半のプレーを拒否したのだという。

一方で、ブラジル当局は警備員とティグレの選手が格闘したことは認めているが、警備員が武装していたことは否定。そのうえで、「双方に負傷者がいた」と一方的な襲撃ではなかったと主張している。

2014年にワールドカップ(W杯)、来年にコンフェデレーションズカップを控えているブラジルで発生した今回の事態を国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長も重く受け止め、「W杯を運営する組織委員会への警告でもある」と警鐘を鳴らした。そのうえで競技場の安全を確保するガイドラインを定めるべきとの方針を示した。

今後、このイメージダウンをどう挽回するか。サポーター同士や選手同士の乱闘ではなく、本来、最も信頼が置かれるべき警備員が絡んでいるだけにやっかいだ。競技場が安全でなければ多くの観客が呼べないのは明らか。ブラジルは重い課題を背負うことになった。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/121222/wsp12122212000004-n1.htm