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独高級車、新興国進出を加速、アウディはブラジルに工場検討


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高級車メーカー、続々とブラジルを強化しているようですね。アウディが2013年中にブラジルで生産するための工場建設について決定するようです。大衆車の工場建設ラッシュは一巡したような印象もありますが、やはり富裕層ビジネスもまだまだ市場としては残されているんでしょうね。

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■独高級車、新興国進出を加速、アウディはブラジルに工場検討

 世界の高級車大手であるドイツメーカーが、新興国市場への進出を加速している。フォルクスワーゲン(VW)傘下のアウディは、ブラジルやインドで高級車を生産。ダイムラーは中国で地元大手と折半出資の販社を設立し、てこ入れに動く。欧州新車市場の不振を受け、中長期的に高級車需要が見込める新興国の事業基盤を一段と強化する狙いがある。

 アウディは2013年中にブラジル生産について機関決定する見通しで、同社の広報担当者は「検討を進めている」としている。単独での工場建設のほか、VWの工場内にアウディ車の生産ラインを設ける案がある。同国ではBMWも14年の新工場の建設を決定している。

 アウディはインドでも主力の多目的スポーツ車(SUV)「Q7」の生産を始めた。インド生産は4車種目で、13年夏にはさらにSUVを1車種追加する計画だ。ダイムラーも主力のメルセデス・ベンツのSUV「Mクラス」のインド生産を始めた。

 アウディは同じVWグループのシュコダ(チェコ)のインド工場に生産を委託。ダイムラーは米国工場から半製品の形でインドに輸出し、現地で完成品に仕上げる方式にし、コストを抑制する。

 ダイムラーは中国でも販売体制の強化に動く。生産提携先の北京汽車集団と折半出資の販売会社を設立。本社の取締役も1人増員し、中国事業担当を新たに置いた。地方都市を中心に販売網も強化する考えで、今後3年で計150店舗を出店するという。15年には中国販売を11年比5割増の30万台まで引き上げる。

 BMW、アウディ、ダイムラーの高級車大手3社が新興国強化に動くのは、これまで比較的堅調だった欧州販売が債務危機などの影響で失速し始めたからだ。3社とも12年の世界販売は過去最高を更新する見通し。ただ欧州販売の12年1~11月の前年同期比伸び率は、アウディが4%増、メルセデス、BMWはほぼ横ばいと鈍化している。

 新興国の新車市場も勢いは鈍っているが、独調査機関センター・オブ・オートモーティブ・マネジメント(CAM)によれば、13年は中国、インド、ロシアなどで5%以上の成長が見込める。新興国事業の成否が高級車首位争いのカギとなることもあり、競争は激しくなりそうだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM21071_Q2A231C1FF2000/