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「しんかい」世界一周航海へ 生命の起源・進化の謎探る


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来年5月に、世界初のブラジル沖の調査があるそうですよ。生態系の想像もつかないという5,000m級の海山「リオグランデライズ」だそうです。これはまたどんな調査結果が得られるのか楽しみですね。陸ではアマゾンの大自然にまだまだ未知な生物も多いブラジルですが、海ではこの海山で新たな未知な生物たちがたくさん発見されるのかもしれませんね。

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■「しんかい」世界一周航海へ 生命の起源・進化の謎探る

 世界の深海底で未知の生物を探せ-。海洋研究開発機構は有人潜水調査船「しんかい6500」を使って15年ぶりに世界一周の研究航海に出発する。神奈川県の横須賀港を来年1月5日、母船が出港し、約1年かけてインド洋、大西洋、太平洋などを調査。深海の極限環境で暮らす生物を調べ、生命の起源や進化の謎を探る。

 しんかいは水深6500メートルまで潜れる世界有数の有人潜水船。航海は世界各地に寄港しながら、延べ百数十人の研究者が参加し、11月末に帰港する。同機構海洋・極限環境生物圏領域の北里洋領域長は「必ず新発見に結びつく。ワクワクする成果を楽しみにしてほしい」と話す。

 ハイライトは6月ごろ、カリブ海の英領ケイマン諸島周辺にある巨大海溝で行う生命探査だ。水深約5千メートル地点に500度を超す熱水が噴出する世界最深の熱水域があり、そこに生物がいるかどうか調べる。

 地球の生命は高温環境で生きる超好熱菌などが起源と考えられている。生物が成育可能な温度は、同機構がインド洋で採取した超好熱メタン菌の122度がこれまでの世界最高だ。

 ケイマン諸島周辺の熱水域は、これをはるかに上回る過酷な高温環境。しかし北里氏は「深海の極限環境には、陸上の常識が通用しないとんでもない生物がいる可能性がある。生命の生息限界記録が塗り替えられるかもしれない」と期待を寄せる。

 5月ごろは有人潜水船で世界初となる大西洋南部ブラジル沖を調査し、高さ約5千メートルの世界最大級の海山「リオグランデライズ」に挑む。水深3千~4千メートルは北極海、4千メートル以深は南極海から流れてきた深層水が上下に層を作る珍しい環境で、生態系は想像もつかないという。

 このほかインド洋南部の水深約2500メートルの海底に生息する、よろい状の硫化鉄のうろこをまとった特殊な巻き貝の生態を調査。太平洋では世界で2番目に深いトンガ海溝(1万850メートル)へ列状に沈んでいく海山を調べる。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/121230/scn12123021550000-n1.htm