今が旬!ブラジル原産の幹になる果物「ジャブチカバ」
木の幹になる果物「ジャブチカバ」です。ブラジル在住の方にはおなじみかもしれませんが、日本では全くと言っていい程、耳にはしないですよね。果物だけ見るとぶどうかと思いますが、木になっているところを見ると、なんだかとても違和感があるというか、気持ち悪い感じで…^^;
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■今が旬!ブラジル原産の幹になる果物「ジャブチカバ」
サンパウロでは、ブラジル先住民の言葉で「亀のいる地」を意味する「ジャブチカバ」と呼ばれる果物が旬を迎えている。痛みやすいため、あまり輸出されることはないが、ブラジル国内では非常にポピュラーな果物だ。アルゼンチンやパラグアイでも収穫できるそうだが、ブラジルでは「ブラジルにしか存在しない」と言われており、国外に存在しないもののことを「ジャブチカバ」と喩えるほどだ。
店頭の箱に入ったジャブチカバは、一見、巨峰の粒の様に見える。濃い紫の皮の下にあるのは、白い果肉と種。プチンとはじけ出る果肉はジューシーで甘酸っぱい。そのまま生で食べる他、ジュースやリキュール、ジャムなどにも使用される。
しかし、この果物がユニークなのは、収穫前の状態。木の幹に直接実るのだが、大きな木になると、直径3センチほどの球体が、幹を覆い尽くしてしまう。ぷちぷちに覆われた木は、不思議な光景である。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1203&f=column_1203_038.shtml