ブラジル中銀、輸出金融規制を緩和 レアル下支え狙い方針転換
輸出金融に関する規則の緩和だそうです。あまりここについては詳しくないのですが、「輸出業者が前払いで代金を受け取る際に課していた税金6%が、期間5年以下については非課税になる」ようですね。輸出関係者にとってはありがたい話ですね。これでドルの流入が拡大するのかどうかは、ちょっとよく分かりませんが…
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■ブラジル中銀、輸出金融規制を緩和 レアル下支え狙い方針転換
[サンパウロ 4日 ロイター] ブラジル中央銀行は4日、輸出金融に関する規則を緩和すると発表した。ドル資金の流入を拡大し通貨レアルを下支える狙いがあるとみられている。
新たな規定では、輸出業者が前払いで代金を受け取る際に課していた税金を期間5年以下については非課税とする。これまでは、360日以下の前払いに限り、6%の金融取引税を免除していた。
ブラジル中銀は3月、360日以上の前払いに金融取引税を課すことを決定。過度なレアル高を回避するための動きとしていたが、方針を転換せざるを得ない状況になっている。
発表を受け、レアルは対ドルで上げ幅を拡大。直近では0.7%高の1ドル= 2.1037レアルで取引されている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJE8B300O20121204