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変貌するブラジルサッカー 優勝を宿命にW杯に挑む


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さて、もう「来年」がW杯イヤーで、「今年」がコンフェデイヤーですね。もう先の話ではないんですね、すぐですね、すぐ。日本代表もさることながら、セレソンの準備の進み具合はいかがでしょうか。フェリポンの初戦も来月に迫ってきているかと思いますが、ここから1年半で、きっちり優勝出来る形にまとめあげて頂きたいなと思います。

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■変貌するブラジルサッカー 優勝を宿命にW杯に挑む

【威信をかける王国 ブラジルはいま(1)】

 ブラジルが威信をかけて臨むサッカーのワールドカップ(W杯)が2014年に開かれる。今夏には予行演習のコンフェデレーションズ杯も控えており、アジア王者の日本も参戦する。大会を前に、大阪市の姉妹都市であるブラジルのサンパウロなどを訪ねた。

 日本代表が打ちのめされた。昨年10月16日、ポーランドのブロツワフで行われた国際親善試合で、ブラジルに0-4と完敗。W杯に向け、世界との差を見せつけられた。

 この結果に、同大会の決勝会場に予定されているマラカナン競技場(リオデジャネイロ)付近で売店を営むアガシ・ベルナルド・ダシルバは自慢げだった。改修が進むブラジルサッカーの聖地で約40年も熱狂的なファンを相手にしてきただけあって、目は肥えている。

 「日本はよくなっているけど、頭と同じように足も、もう少しよくならないとね。ブラジルも優勝するために、もっとよくなっていかないと…」

■特別な大会 

 ブラジルにとって、64年ぶりとなる母国開催のW杯は特別な大会だ。1950年の前回開催時は決勝でウルグアイに逆転負け。25万人が詰めかけた聖地では4人がショック死したとされ、「マラカナンの悲劇」と呼ばれる。衝撃的な敗戦を引きずらないため、チームは白色から現在のカナリア色にユニホームを変更したとも言われている。

 その後、最多5度の優勝を重ねたブラジルだが、地元の人々は母国開催での優勝こそが王国の健在ぶりを示す好機だと捉えている。94年米国大会優勝メンバーで、ブラジル大会組織委員会理事のベベトは「優勝するための要素は全てそろっている。心配なのは予選が免除されていること。どうやって士気を上げていくかが問題だ」と話す。

■サッカーはキャリア 

 ブラジル人にとって、貧困層の希望の象徴だったサッカーも、国の著しい経済発展に伴い、層を問わない国民的スポーツへと変わりつつある。同組織委議長で、ブラジル連盟会長でもあるホセ・マリア・マリンは「今は上流や中流、どの階級の子供たちもサッカーをしている」と話す。

 その証拠として、マリンは現在のブラジル代表の中心選手の名を挙げる。若くしてプロクラブにスカウトされ、英才教育を受けたネイマール(サントス)やオスカル(チェルシー)。スラム街を意味するファベーラ出身のロナウドや、アドリアーノの姿はもうない。マリンはこう続けた。「医者や弁護士などのキャリアが存在するが、ブラジルではサッカーを練習することがキャリアになった」

 一方で、それがチーム力の向上に結びついていない現状もある。直近のW杯は2大会連続で8強止まり。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは昨年12月の時点で18位まで落ちた。

 覇権を取り戻す大会に向け、マリンは力を込める。「2014年は感極まる、素晴らしい年になると信じている。幸せが実現するには、ブラジルが優勝しないといけない」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/618953/