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初めてブラジルに渡航される方へのアドバイス

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観光、出張、駐在、経由・・・
理由を問わず「初めてブラジルへ渡航される方」へ、
「これだけは知っておいた方が良いのではないか」と思うポイントを、
僭越ながらもアドバイスという形で書き連ねてみました。

せっかく長い時間かけて遥々ブラジルにいらっしゃるのであれば、
ぜひとも良いイメージを抱いて帰って頂きたいので、
事前にご一読頂き、心の準備をしておいて頂けますと幸いです。
(「これだけは」と言いつつも、色々と増えてしまいましたが・・・)

大きく「一般生活編」と「防犯編」と「言語編」の3つです。

ちなみに防犯面については、僕自身も強盗に遭った事のある経験者です。
真っ昼間の14:30頃に3人組に囲まれて…
そんな経験もふまえてのアドバイスでございます。

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一般生活編
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■トイレットペーパーは流せません、脇にあるゴミ箱に捨ててください
ホテル、レストラン、空港、公共施設、個人宅…どこであっても基本的には流せません。流すと詰まって大惨事になるので、必ず便器の脇にあるゴミ箱に捨ててください。(直接自分が被害に遭わずとも、次に用をたされる方が被害に遭います…)

■街中では基本的に「英語は通じない」と思って頂いた方が良いかと思います
空港・大手ホテルであれば英語の話せる人もいるかと思いますが、タクシー、レストラン、店の店員、街中の一般人などはほぼ話せませんのでご注意ください。(とはいっても、最近僕も驚く程みんな英語を勉強し始めており変わりつつはありますが)

■「パスポートのコピー」は常に持ち歩いた方がよいです、出張の方は特に
アポ等で先方のビルに入る際、必ず入り口で身分証の提出を求められます。ないとそのビルに入れてもらえないので、パスポートのコピーを常備ください。(もちろんパスポート本体でもいいですが、盗難・紛失リスクもありますし)

■「交通渋滞はひどい」ので、時間にはゆとりを持って行動されてください
特にサンパウロですが、時間帯によっては「歩いた方が早い」という事も多々あります。特に、雨が降った日は最悪です。停電が起き、信号が消え、道路は大混乱です。アポの入れ過ぎもご注意ください。想像以上に移動に時間がかかるかもしれません。

■道路は「歩行者優先ではなく自動車優先」ですので、ご注意ください
実は最近法律が変わって「歩行者優先」になったものの、まだまだ、人々の意識的には「自動車優先」の風土があります。街中を歩かれる事がありましたらくれぐれもご注意ください。青信号でも要注意です。

■おそらく想定されているより「寒い」です(サンパウロ以南)
一般的に「ブラジル=常夏」のイメージがある方が多いのですが、特にサンパウロは南部で、かつ標高が高いため、思っているより寒いと思います。夏の季節であっても、夜は長袖が必須という事も多々あります。
朝晩の寒暖の差も大きく、時差ボケの中での活動になるかと思いますので、くれぐれも体調管理にはお気をつけください。

■おそらく想定されているより「物価が高い」です
新興国だから安い、と思ったら大間違いで、ものにもよりますが、日本と同じくらいか、ものによっては日本より高額なものも数多くあります。例えば、缶ジュース は130円くらいで、マクドナルドは1000円近くします。(当然そのときの為替レートによりますが)

■両替のレートは「ドルから」の方が良いです
日本円から交換できる場所もありますが、レートは悪くなるようで、ドルに帰られてからいらっしゃった方が良いかと思われます。ただ、カード社会で数百円の買い物でもカードが使えるので、VISA・mastarがあれば、ほぼたいていの事はカードで済むかとも思います。

■「サマータイム」があります
通常、時差は12時間と分かりやすくて便利だったりするのですが(時計を変更する必要がない!)、夏の季節はサマータイムが導入され、時差は11時間になります。

■公共交通関係で結構頻繁にストライキが発生します
飛行機、地下鉄、バスといった公共交通機関で、日本で遭遇するよりも高い頻度でストライキが発生しています。空港が閉まっている可能性もなくもないです。

■空港の搭乗ゲートが頻繁に変わります
チェックイン後に搭乗ゲートの変更が起こる事が日常茶飯事です。アナウンスには常に気を配り、搭乗時刻前にはゲートの近くを陣取ってください。不安な人は、周囲の人にアピールをしておくくらいでも良いかもしれません。

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防犯編
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■くれぐれも基本的な防犯対策はしっかりしてください
ご存知の通り非常に犯罪の多い国です。夜道は出歩かない、高級そうに見えるものを身につけない、混雑した場所ではカバンは前に背負う、必要最低限のものしか持ち歩かない、などの基本的な防犯対策はくれぐれも怠らないようにしてください。

■相手が誰であれ油断は禁物です
子供であれ、女性であれ、油断は禁物です。白昼堂々、スーツを着たビジネスマン風の男性にパウリスタ大通りでやられた、という話も聞いた事がありますので。

■もし万一強盗に遭ってしまった場合は、絶対に抵抗しないでください
金より物より命が重要です。仮に相手が子供であっても、銃社会なので拳銃を持っている可能性があります。また、財布がジャケットの内ポケットにあって、財布を取ろうと手を内ポケットに伸ばすと、犯人は「銃を取り出すのでは?」と勘違いして発砲してくることもあるそうです。ですのでその際は「ここに入っている」とジェスチャーで指を指すのが良いそうです。

■夜レストランに行かれる際は、荷物は一旦ホテルに置いて行かれた方がよいかもしれません
最近“流行っている”強盗の1つに「レストラン強盗」があるようです。レストラン強盗というと、一見レストランの売上金を狙うように思えますが、そうではなく、営業時間中にやってきて、店内にいる客の荷物をごっそり持っていくようです。常時、警察がいるパウリスタ大通りの近くでも、この手の強盗があったと聞いているので、荷物はホテルに置かれた方がよいかと思います。

■シャツの中に首から下げる財布、腰に巻く財布などの防犯グッズは、効果がないかもしれません
僕が強盗(物取り?)にやられた時は、全てのポケットに手を突っ込まれ、シャツをめくり上げられ、ズボンの中を見られ、服の内側に何か隠し持っていないか全てチェックされました。強盗犯もその程度の防犯グッズの存在は知っているわけですね。隠して持つならば「靴下の中」や「隠しポケットを作る」等でないと効果はないかもしれません。

■「警察が一番危ない」という話もあるので、警察官だからといって油断しないでください
警察は給与が低く、その立場を使って悪事を働くことも多々あるようです。基本的には「自分以外は信用できない」と思って頂いた方が無難かもしれません。

■どんなにケアしていても、やられる時はやられます。いざという時の被害を最小限にする努力を
必要最低限のものしか持ち歩かない、お金は靴下の中なども含めて分散させて持つ。また、お金で買えるものはヨシとしても、思い出の写真のバックアップなどは、毎日クラウド上にとっておく、など、いざ被害にあってしまったとしても、その被害を最小限に食い止められる努力をしましょう。

■スリ・置き引きに対するケアは十分に
避けられない強盗はしょうがないとしても、スリ・置き引きは注意次第で防げます。くれぐれも外出中は油断しないようにご注意ください。また、ホテル内の荷物についても同様です。

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言語編
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■「頭文字のR」は「ハ行」の音になります
ブラジルのポルトガル語で「頭文字のR」は「ハ行」になります。ですので、リオデジャネイロの「Rio」は「リオ」ではなく「ヒオ」になります。国内移動をされる方、アナウンス等聞き逃しのないようにご注意ください。なお人の名前も同様です。「ロナウド」は「ホナウド」ですし、「ロベカル」は「ホベカル」ですし、「ラモス瑠偉」は「ハモス・フイ」です。ご自身のお名前が「R」から始まる方は、名刺を渡したときに「ハ行」で呼ばれる事もあるかと思いますので予めご承知おき下さい。例えば「リエ」さんは「ヒエ」さんになります。

■頭文字の「H」は発音しません
一番使うのは「Hotel」でしょうか。「ホテル」や「ホテウ」と言ってもタクシーの運転手さんにはなかなか理解してもらえないかもしれません。「オテウ」と読みますのでご注意ください。なお上記のRと同様、人の名前も同様です。僕の「Hiro」は「イロ」になってしまいます。

■領収書は「ヘスィーボ」です
出張者にとって一番重要(!?)な単語「領収書」ですが「Recibo」と書いて「ヘスィーボ」と読みます。(「ヘシーボ」でギリギリも通じるかもですが、経験上「シ」より「スィ」の方が良いかと思います。)これも頭文字が「R」なのでご注意ください(「レシーボ」では通じないかもです…)。もちろんタクシーでも領収書は書いてくれますので、遠慮なく依頼してください。

■街中では英語は通じないと思って頂いた方が良いかと思います
タクシー運転手、訪問先のビルの受付、レストランなど、ほぼ英語は通じないと思って頂いた方が良いかと思います。また、上記のようにローマ字読みとは異なる発音もありますので、行き先等は予めメモに書き記しておき、それを見せて会話をするのが効率的かと思います。とはいえ、基本的にブラジル人はコミュニケーション好きですので、旅の指差し会話帳などを利用しながら、積極的にコミュニケーションを取られると、ブラジルの良さをまた1つ体感できるかと思います。